今日の午後は横浜で新入生研修会でした。
例年と同じく神奈川近代文学館の見学です。
今年は与謝野晶子展を開催していました。
前半が短歌、後半が源氏物語をテーマにしていましたが、
個人的には短歌コーナーがよかったかな。
あらためて作品を読むとスゴイわ、この人。
とくに若いときの。どこか万葉的な響きをもちつつ、チョイスされ組み合わされる語句の生々しさ。
で、学生は、まだそのあたり、理解できないようでしたね~www
学生たちはこれから学科で育ててゆきます。
興味深かったのは展示場を繋ぐ廊下で晶子晩年の声が聴けるようになっていたことで、
短歌5-7-7・5-5を上の句の末は下げるように、下の句はなかほどを持ち上げるように節付けて朗詠していました。
どこか説経節などの語り物のような雰囲気があって、心に染み入ってきます。
14:00に入館してホールでお話しをきき、14:30くらいに時間差で入場。最後に学生が出てきたときは16:00前くらいでしたか。
そのまま流れ解散でしたが、何人かの学生は先生たちについて中華街にお土産を買いにいったようです。
新入生研修会、昔は中華街でお昼を食べたりしていたのですが、数年前から、大学側の事情でできなくなったのが残念です。