基礎ゼミナール1のキャリア授業

 第1セメスター(初年次春学期)の必修科目「日本文学基礎ゼミナール1」は新入生を大学の授業になじませるのが第一目的としていますが、春学期も終わりに近づいて慣れてきたころ、社会で活躍している卒業生をゲスト講師として、「卒業後」の姿について語っていただいています。

 この企画授業は、大学に入ったばかりの学生に、「卒業後」を意識してもらうために毎年行っています。日本文学科は教員や司書、学芸員の資格を取ろうと学ぶ学生も多くいますが、同時に将来出版関係に進みたい、作家になりたいと思っている学生も少なくありません。これまでも県の教育委員会で活躍したり、マンガ家として活躍している先輩などに来ていただいています。

 今年度は2008年度の入学生で現在、株式会社フロンティアワークスで編集の仕事をしている先輩を迎えて、大学時代から卒業後、そして現在のお仕事、企画書の提出、企画会議、マンガ家さんからの原稿の受け取り、編集、校正等の「働く現場」についてお話してもらいました。